問題点と改善策を知る

無職とは、働く意志がある場合は単に失業状態のことを指すが、とくに、働く意志がない、または働く意志が弱い若者についてはニートと呼ぶことがある。一時的に失業するのは、職を変えるときなどによくあることだが、ニートの場合は、働く意志が欠けているため、職に就いていない状態が数ヶ月~数年以上に長引いてしまうという問題がある。さらに、職に就いていない期間が長くなればなるほど、いざ就職をしようとするときに面接などで不利になってしまうため、精神的にもネガティブになり、就職活動そのものに対して消極的になってしまうという悪循環に陥りがちである。またニートの生活は、実家暮らしや親からの援助などで成り立っているため、親の側にかかる経済的な負担や、精神的な不安といった問題もある。ニートから脱出するのは、その期間が短ければ比較的容易だと言えるが、何年もその状態が続いている場合はそれほど容易なことではないだろう。しかし、無理のない範囲でアルバイトなどをして、社会復帰のためのリハビリを始めることは可能である。例えば工場や倉庫などの軽作業や、配送などの仕事なら、接客などで気を煩わせることもないし、多少の接客ならOKという場合はコンビニのアルバイトなどもよいだろう。さらに1日~1週間程度の短期のアルバイトなら、経歴をほとんど問われない場合も多いので始めやすいと言える。また、仕事をするということに限らず、まずは人と接する機会を増やすことが重要だとも言えるだろう。

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